広島雅楽会〜会長挨拶〜

広島雅楽会会長、吉川俊成からのご挨拶

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会長挨拶

広島雅楽会 会長挨拶

平成30年度より、広島雅楽会会長を拝命いたしました乗元明雄です。
当会は、全員が浄土真宗本願寺派の僧侶です。そのなかでも、雅楽・声明を専門に学び『特別法務員』という資格を有した僧侶で構成されています。平素は、本願寺広島別院の諸法要や一般寺院に於ける住職継職奉告法要・落成慶讃法要・仏前結婚式など、多様な法要儀式に讃嘆衆(読経と雅楽奏楽を担う法要においての配役)として出勤し、また、ご依頼に応じて法衣、または狩衣を着用した訪問演奏もさせていただいております。

さて、当会は平成27年に結成40年を迎えました。結成当初から変わることなく、雅楽及び声明の研鑚に励み、会員相互の親睦を深め教養の向上に努めることを目的としております。雅楽は大陸より伝来し、平安時代からほぼ変わることなく現代に伝わっている音楽です。雅楽は、平安貴族の方々にとって必須の教養であったと聞きます。会話のなかには、「あなたの楽器は誰の作?、音がよくなったね、稽古をさぼっていないか」など雅楽に関する会話があったことでしょう。そう思いますと、現代において平安貴族の方々と同じように、雅楽演奏を通じて会話をしながら会員間の親睦を深めているのだなと、感慨深いものがあります。

仏徳讃嘆にこれでいいということはありません。生涯をかけて、雅楽という音楽を通しての仏徳讃嘆、そして声明という声を通しての仏徳讃嘆に励んでまいります。今後とも皆様のご意見を受けとめながら、広島雅楽会のさらなる発展に、会員一同力をあわせて邁進してまいります。どうぞ変わらぬご指導ご鞭撻を賜りますよう、よろしくお願い申しあげます。

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